私が出産を経験したのは2018年1月、当時18歳で今19歳の母です。妊娠初期の頃は他の人に比べたら悪阻はない方でしたが、だるさと吐き気はあり好きだった食べ物が食べれなくなりました。妊娠していると気づくまでに私は時間がかかったので今思うとあれが悪阻かと思いましたが、よだれも飲み込めなくなるほど出てきたり日によっては食べづわりで食欲が止まらない日もありました。安定期は悪阻もなく、妊娠前と変わらない生活ができましたが安定期をすぎた頃の検診で子宮頸管が短くなってきていると何度も言われ、後期に入る前に絶対安静で切迫早産という診断を受けました。
絶対安静という風になってしまうと外にも出られず、家の中でも家事もできないほぼ1日ベッドで過ごす形です。少しでも子宮頸管が短くなると入院と言われたので絶対安静を守っていましたが、時には急に涙が止まらずマタニティーブルーになりかけたときもあります。その期間が3ヶ月ほど続いたのでそれが一番大変でした。妊娠後期まで続き切迫早産と言われたのになかなか産まれず、過期産になりました。過期産になったので医師に陣痛促進剤を勧められました。計画分娩で、陣痛促進剤を使うのは想像外だったので凄く不安でその時は出産が嫌になりました。ただ、陣痛が来て痛い思いをして産まれた時は本当に可愛くて愛しかったです。
出産の前に会陰切開が怖いと思っていてネットで会陰切開の痛さを調べていましたが1分間隔の陣痛はそれどころではなく産まれてから会陰切開していたことを知りました。なので、会陰切開はほぼ痛みがわからないと言っていいと思います。会陰切開を縫う時は針を刺す時と糸を引っ張られる時がとても痛かったです。
産後は、悪露が続き会陰切開で痛みが暫く続きました。1ヶ月ほどしてから悪露がドバっと出てきた時は何かと思い病院に行きましたが溜まっていた悪露が一気に出てきただけでした。会陰切開の痛みはだんだんよくなってきてクッションが必要だったのは2週間くらいです。よく会陰切開したらドーナツクッションが産後にあると便利といいますが、私はU字型クッションを買い寝ている時は枕の上に首枕として使っていました。産後の痛みもなくなった時にも使えるようにしておくと便利で良いと思います。
そして産後は一気に体重が減るわけではないようでびっくりでした。お腹の脂肪がなかなか落ちないので腹筋をしなくてはと思いました。お産方法については、病院と話し合う時に私は自然分娩か無痛分娩で悩みましたが、自然分娩を選びました。第1子だったのもあり、麻酔に頼らず痛い思いをして産もうと決意しました。無痛分娩が良くないというわけではありませんが、麻酔をする事によりリスクが高くなるということを全体的に考えると自然分娩がいいのではないかと私は思いました。
最後に、今回のお産で誰かにアドバイスするとしたら陣痛は本当に目が飛び出るほど痛く、すぐに喉が乾くのでペットボトルの蓋のついたストローと授乳クッションは必須アイテムです。あんなに全身が痛くなって次の日筋肉痛になるなんて思いもしませんでした。妊娠中に揃えるものも沢山あり、お金もかかるので子供を作る時はお金を貯金してからではないとはっきりいって難しいです。
病院を選ぶ時は、本当かどうかはわかりませんが、総合病院より個人病院の方がよく見てくれると聞きました。私は個人病院にしましたが夜中助産師さんの数が少ない中ナースコールを押す度に何度も来て下さり、腰をさすり呼吸法等を丁寧に教えてもらえました。周りにどちらの病院でも産んだ方がいましたがその人曰く個人病院の方が面倒見がよかったそうです。そのお陰で息ができなくなっても赤ちゃんに酸素を送り続けることができました。これから出産する方、頑張ってください。