現在39歳です。初めて出産したのが24歳の時で、健康状態も良好で無事に39週まで妊娠を継続できましたが、あまりにも痛くて人間不振になった出産だってので、いまだにトラウマになっているので覚えています。出産のきっかけになったのが破水からでした。汚い話になりますが、当時私は便秘気味でトイレで便を出すとき思わずいきんでしまい破水を招いてしまったのです。その時に家に一人でしたが、幸い病院はすぐそばにあったのでタクシーで向かいそのまま入院となりました。
破水していたので陣痛促進剤を投与し、陣痛を待ちました。最初はにぶい痛みから始まりましたが、段々痛みが強くなってきて間隔もせばまってきました。看護婦さんに間隔が5分ぐらいになったら分娩室にいくから教えてねと言われ痛みに耐え5分間隔になるのを待ちわびました。ようやく5分間隔になり看護婦さんを呼ぶと陣痛の波形モニターを見た看護婦さんが「○○さんまだ5分間隔じゃないわよ ちゃんと時計みて測って」と言われました。でも実際に5分間隔だったんです。それを訴えると「いやいやモニターみても、なんにも反応してないでしょそんなぐらいで痛がってたら出産する時、痛みで死んでしまうわよ」と笑われれて病室を後にしました。
ただでさえこんなに痛いのに産む直前はもっと痛くなるのかと驚き恐怖さえ覚えました。こんなに痛いのが更に後々くるなら二人目なんて無理だなと痛みに我慢しながらそんなことも考え、モニターが反応するまで待ちました。しかしいっこうにモニターは反応せず痛みだけは強くなり間隔すらもうなくなり、我慢の限界がきて再度ナースコールを押しました。
次に来た看護婦さんは最初に来た看護婦さんとは別の人でした。その看護婦さんにきつい痛みを訴えましたが、その看護婦さんもまた、モニターを見て最初の看護婦さんと同じことを言いそのまま病室を後にしました。一体いつまで我慢しないといけないのか、しかも下腹も気持ち悪くなってきたしもう限界と看護婦さんが出ていって数分も経たないうちに再度ナースコールを押しました。
最初に来た看護婦さんがやってきて「○○さん、だから我慢して!しつこいわよあなた」と怒られたんです。いやどうしても限界でと訴えた矢先、激痛が走りました。ナイフで切られたような激しい痛みが走ったのです。思わずギャーと叫んでしまいましたが、そんな私を見ても「大げさな」と言われました。そのときに看護婦さんが一応お腹だけ見てみるわねとかぶっていた布団をまくりあげた途端に看護婦さんもびっくり!なんと赤ちゃんの頭がすでに出ていたのです。ナイフで切られた痛みは会陰が裂けていたのです。先生も慌ててやってきて、分娩室では生まずに病室で出産となりました。
なぜ私の痛みに気づいてくれなかった理由は、陣痛を図るモニターのベルトが外れていたからだとわかりました。その後看護婦さんはごめんごめんと軽く謝ったくらいで、そのとき本気で人間不振になりました。幸い赤ちゃんは健康だったので良かったのですが二度とこの病院では生まないと決め、二人目はちがう病院で出産しました。一人目の出産であまりの痛みと精神的な辛さを経験したお陰で二人目は非常にスムーズにお産ができました。看護婦さんもとても優しくケアもしてくれて満足しています。
これから出産されるお母さん方に言いたいのは、陣痛が起こった際につけられる陣痛の波形モニターをくれぐれもしっかりつけてもらうようにしてください。じゃないと間隔が狭まっても理解してもらえず、あげくの果てに我慢しなさいと怒られる可能性もあるからです。
私みたいに最初の出産で辛い思いをしてほしくないです。お母さんも方も不安はあるでしょうが大丈夫ですよ。元気で安心して出産できる様に願っております。頑張ってください。