生後10ヶ月の娘がいる27歳のママです。毎日出来ることが増え、日々成長する娘に驚きつつ育児奮闘中の私が体験した出産に関するお話をしたいと思います。出産当時は26歳でした。妊娠前の体型は痩せ型で太ることが今までなかったので、妊娠発覚後、病院から目標体重は+10キロ以内と言われても「そこまで体重管理を気にしなくても大丈夫だろう」と甘く考えていました。妊娠27週あたりまでは気にせず食べたいものを好きなだけ食べて過ごしていても、体重は平均的な増加で特に注意もされることもなかったです。
しかし30週あたりから体重の増えかたが大きくなり血圧が高い日があったり、足のむくみが少し気になっていました。そして37週の検診の時に「妊娠高血圧症」と言われ、その日から入院となりました。「妊娠高血圧症」についてもよく知らなかったし、まさか入院になるとは思わず驚き、主人に泣いて電話をしたのを覚えています。予想外の入院で費用もいくらかかるのかと不安だったのと、朝早く帰りは遅い主人にペットの世話を任せることも不安がありました。
翌日、血圧は変わらず高いのと目がチカチカする症状がでてきたのでもっと大きく設備の整った病院へと転院することになり更に不安が襲います。初めての病院、帝王切開になるかもしれない、ずっと考えていたバースプランはどこへやら不安でいっぱいいっぱいでした。でもそんな私に看護師さんや先生はとても親切にしてくれました。疑問に思ったことはすぐ質問するようにして少しずつ不安を解消していきました。体調の方は少し血圧が落ち着いたので、まずは自然分娩を目指す事になり、点滴で促進剤を打ち短いストローのようなものを10本程入れ子宮口を広げる処置もされました。しかし中々進まず、さらに私の血圧があがってしまい転院から2日後に帝王切開で無事娘を出産しました。
「もっと妊娠初期から体重管理や塩分など気を付けていたら妊娠高血圧症にならなかったのかな」これが私が一番後悔している事です。帝王切開で出産できる週数だったことが幸いでしたが、娘が出てきたいタイミングでのお産にしてあげたかったなと今でも思います。心配していた入院費は、帝王切開になることも考えて入院初日に高額医療の申請をしていた為一時金もあり手出しは予算内でした。
出産後は初めてのオムツ替えや授乳にてんてこまいでした!私は授乳がなにより大変でした。おっぱいはガチガチに張りまるでボディービルダーのようで、マッサージをしてもらうと楽になりますがまた数時間にはガチガチです。まだコツがうまく掴めずくわえてもらうのが浅くて乳首が切れたりと、保湿剤を用意して初期からケアしておくと良いと思いました(私は病院の売店で購入しました)。そして退院する際、搾乳器の購入を進められ売店で購入しましたが赤ちゃん用品店であとから購入してもよかったと後悔しました。多少ですが病院は割高だし、私の場合は退院後ほとんど使用しなかったので無駄になってしまいました。
あと病院が「ミルクよりも母乳推し」だったので、それを真に受けミルクよりも母乳じゃないと!と意気込みすぎたのも後悔してます。ガチガチのおっぱいを一度ほぐして搾乳してあげて、足りなそうならミルクを少し。と教わった通りにやってましたが、3時間毎の授乳で休む暇がなく疲れました。娘もなかなか体重が増えずその後ミルクを多めに与えるようになったらどんどん成長しました。私は完母にこだわりがあったわけではないので、最初からミルクにもっと頼ってもよかったなと思っています。
長くなってしまいましたが、不安な事はどんな些細な事も聞く!でもあまり神経質にならない!と言うのが大切かなと思います。どなたかの参考になれば幸いです。