陣痛がありすぐに陣痛タクシーで病院へ行ったら…入院費用が増えた初産の体験談。

出産のトラブル、失敗した体験談

陣痛がありすぐに陣痛タクシーで病院へ行ったら…入院費用が増えた初産の体験談。

33歳主婦です。三年前、地元の産婦人科で出産しました。当時は仕事も辞めており、悪阻も治まってダラダラ生活。陣痛を待つばかりの日々でした。予定日から一週間経っても陣痛も出血もなく、最初は緊張していた神経も段々と緩んでいた頃でした。夜中に陣痛らしきものがあり、翌日に産院に電話したのを覚えています。

出産予定の産院は家から徒歩30分。個人院で自然分別を推奨している所でした。無痛分娩も考えましたが、希望の産院では扱っていない事と、費用が思った以上にかかるとの事で断念。そもそも、私の地域では全体的に分娩費用が高く、国からの助成金だけでは賄えません。予定費より一週間遅れている事もあり、妊婦検診の助成分も使い切ってしまっていました。

最初の電話では、まだ陣痛の感覚が遠いとの事で自宅待機。不安から陣痛の感覚が短くなる度に電話で指示を求めてしまっていました。今思えば、少し面倒な患者だったかもしれません。それ以外にも一週間も予定日からずれてしまった為ベッドに空きがない、すぐに来られても休める場所がないとの事でした。丁度、出産予定の妊婦が立て続けに予定日から遅れて入院しており、満員状態だったようです。個人院なのでベット数も少なく、限りがあるのですね。そこは盲点でした。

陣痛が始まって直ぐにでも通院したかったのですが、状況が状況だけに我慢。他のママさんに別部屋へ移動してもらって、部屋を用意して頂いていると言われればで文句なんて言えません。ベッドの用意が出来次第、すぐに連絡を頂いたのですがその間、産まれてしまわないか不安でした。夜になって連絡があり荷物を持って病院へ。自宅から近い場所でしたが、万が一を考えて陣痛タクシーを利用しました。陣痛の最中は喋るのもやっとなので登録しておいて正解です。

病院について診てもらったところ、まだ子宮口が開ききっていないとの事で、また待機。そこから分娩室に行くまで数時間。結局、出産を終えた頃には日をまたいでしまいました。この時は不安ばかりで気が回らなかったのですが、入院は出産後から五日間と決められており、出産の前日から来院していた私の場合、一日多く入院費用がかかってしまいました。個室でしたので入院費もそれなりにお高く、次は陣痛がきてもギリギリまで粘ろうと思ったものです。

出産直前までダラダラしていたので、いきみ方などのイメージが掴めておらず時間がかかったのも要因かと。息を止めずにいきむって意外と難しいです。叫んだりするのもNG。赤ちゃんに酸素が届かなくなるので、きちんと呼吸するよう言われてしまいました。また陣痛促進剤を使ったりすると追加費用が掛かったりするので、予定より支払額が多くなるなんて事はよくあるみたいですね。

出産後、病室に移動すると私の希望で赤ちゃんを自分の真横に寝かせてもらいました。位置的には腕枕する感覚です。けれど、出産後の体はボロボロ。起き上がるのも出来ないくらい疲弊していたので、赤ちゃんの顔をみるくらいしか出来ず、数分後に助産師さんが様子を見に来た時、赤ちゃんはビッショリ汗をかいていました。ちょっと赤ちゃんに申し訳なかったです。

また、出産時間によっては休める時間が違ってくるのも注意です。病院によって出産日当日は体を休める事を第一にしますので特に指導教室などのスケジュールは入れませんが、中途半端な時間だと出産後、数時間で指導が始まったりしますので少し辛いかもしれません。また、逆に一日暇を持て余してしまうこともあります。入院中、母子別室の場合はかなり暇になりますので、産後が良好の方は何かしらの暇つぶしがあると良いかもしれません。私は昼間だけ母子同室で夜から朝は別室でしたので赤ちゃんのいない時間は手持ちぶたさでした。