上の子は子宮頸管が短くなり緊急入院、下の子も切迫早産で緊急入院…長期入院で出産した体験談。

出産のトラブル、失敗した体験談

上の子は子宮頸管が短くなり緊急入院、下の子も切迫早産で緊急入院…長期入院で出産した体験談。

私は現在32歳の4歳と1歳の女の子を持つ母親です。出産前までは特に大きな病気をしたこともなく、体調も良好でした。長女を妊娠した時は多少のつわりはありましたが、その他は特に体調に大きな変化もなく、順調でした。妊娠25週目の妊婦検診の時に子宮頸管の長さを測定したところ2.4cmと正常の妊婦さんの長さより約半分の長さになってしまっていました。また、エラスターゼの検査で炎症反応も出てしまい、その場で入院を言い渡されてしましました。

私は単なる検診のつもりで病院に出かけたのですが、急に入院を言い渡されてしまい、思わず泣いてしまいました。しかし、主人とも相談し、早産になるのは嫌だったので入院することにしました。炎症反応が改善したり、子宮頸管の長さが今の長さより短くならなければ一時退院もできるという話もあり、入院当初は希望を持っていましたが、子宮頸管はどんどん短くなり臨月の36週目まで約2ヵ月半もの間入院することになってしまいました。しかし、37週で無事元気な女の子を出産することができ、現在は長女も4歳になりとても元気にしていることから、入院生活はとても退屈でしんどかったですが、あの時頑張って耐えてよかったなと今つくづく感じています。

長女を出産して2年後、2人目の子を妊娠しました。長女の切迫早産のことがありますので、2人目の時は早期に対策をして何とか入院せずに妊婦生活を送りたいと思っていましたが、なんと1人目の時より早い妊娠20週目の時に今度は切迫流産と言われてしまいました。1人目の時と同様に、その日は定期検診のつもりで病院に行きましたので、また突然入院を言い渡されてしまい、また泣いてしまったのを覚えています。突然の入院を言い渡されてしまい、主人は仕事が忙しいため上の子と生活をすることが出来ないため、急遽、私の実家に連絡し上の子の面倒を見てもらう事にした。2人目の時は出産まで約4ヵ月半も入院する羽目になり、非常に苦痛で退屈な時間を過ごしたのを覚えています。

入院中は上の子と同様のウテメリンという子宮の張りを押さえる薬を24時間ずっと点滴してもらいました。4ヵ月半もずっと点滴をされていたので、血管が痛くなり、点滴を入れる管を定期的に変えてもらうのですが、途中から血管がボロボロになってしまい、点滴の管を通す血管がなかなか見つからずに何度も針をさされ、非常に辛い思いをしました。妊娠37週目までなんとか頑張り、2人目も正期産に無事に元気な女の子を出産できました。

妊娠中の体調は、妊娠をしていない時と比べ極度に慎重になってしまいますが、少しでも普段と違う感じがした場合は検診を待たずに病院に行った方が良いと思います。特に、初めての妊娠の時は、迷うくらいなら病院に行って受診した方が不安な気持ちのまま過ごすよりも安心して楽しい妊婦生活を過ごせると思います。

また、私のように長期入院する時は、子どものためにおくるみやよだれかけなどのベビー用品を作ったりして有効に時間を使うのも良いと思います。入院中の費用は高額療養制度というものがありますので、予め申請しておけば大きな出費をせずに済みます。出産には途中まで経過が順調に思えても、私のように予期せぬ長期入院をする場合があります。そのような状況になった場合にも、どのように対処したらいいかを予め旦那さんや両親と話し合っておくと慌てずに済むのかなと思います。

2度の長期入院は非常に辛かったですが、現在2人の子供たちが元気に成長している姿をみると、あの時に諦めずに入院生活を頑張って良かったなと思います。私の体験が現在妊娠中の方や、これから子づくりを考えている方のお役に少しでもたつことができれば嬉しいです。