会陰切開を軽減するため会陰マッサージをしていたが…仕方が甘くて会陰裂傷してしまった出産の体験談。

出産のトラブル、失敗した体験談

会陰切開を軽減するため会陰マッサージをしていたが…仕方が甘くて会陰裂傷してしまった出産の体験談。

現在36歳で、32歳で出産しました。体調はいたって元気でした。本当は無痛分娩を希望していたのですが、結局は普通分娩となりました。無痛分娩を希望していても自然分娩に切り替わる可能性もあると説明されたし、料金も高めだったので、断念しました。とても出産に対して恐ろしいイメージしかなかったため、無痛分娩をやっている産婦人科をさがしたのですが、結局は意味がありませんでした。初めての出産は未知ですし、どれだけ痛いのか?それを考えただけでもドキドキしていました。

妊娠の初期から、何ができるだろうか?そう考えました。知り合いに母親学級のような教室に通っている人がいたので、私も紹介してもらい、通い始めました。骨盤の勉強から始まり、出産までの心構え、ヨガや安産体操を教えてもらったり、陣痛がきてからの手順や、持ち物や、赤ちゃんを迎えるにあたり、揃えたほうが良いものなど、とにかく事細かに教えていただけたので、不器用で私でもなんとか出産に対しての備えはできることができました。

母親学級の中でもススメされていたのが会陰マッサージというものです。出産に備え、会陰を柔らかくしておくほうが、出産のとき、例え会陰切開したとしてもそれほど切らなくてよいと教えていただきました。私はこれはやろうと思ってマッサージオイルを買って安定期に入ってから実践していました。ちょっと痛くて嫌にもなりましたが、実際の出産はもっと痛いにちがいないと心を鬼にしていました。

出産のした朝、トイレにいくと血が混じったおりものがでており、おしるしが来たことがわかりました。その時は、いよいよ出産だという気持ちと不安な気持ちと慌てていたと思います。すぐに本陣痛になる方もいるかもしれませんが、私は半日たっても特に陣痛が来ませんでした。日中は入院の持ち物を確認したり、部屋を片付けたりして過ごしました。いよいよ陣痛の感覚が狭まってきたのは夜の11時ころです。病院へ向かい入院し、実際に産まれたのは、日付が変わって朝の9時半過ぎです。

肝心の会陰切開はというとかなり裂けてしまっていたので、多めに縫いました。会陰マッサージ頑張ったのにな、なんでだろうとかなりショックでした。会陰切開の縫い合わせはたいして痛くなく我慢できたのですが、そのあとが痛いです。直に座っていられないので、ドーナッツまくらとお友達の状態です。会陰マッサージ失敗したなと後悔していました。私の目標はあくまで会陰切開なしで頑張ることだったので。失敗の理由は、会陰マッサージの仕方が甘かったことでした。

デリケートな部分に手をいれてマッサージするので、私も割とやさしめに行っていたと思います。しかし、それでは会陰は伸びません。かなりゴリゴリマッサージをして会陰も柔らかくしなければなりませんでした。毎日朝晩とやっていましたが、もっと力をいれて会陰を柔らかくしおけばよかったです。初産の人はおおむね会陰切開はするそうです。しかし、会陰マッサージは頑張った分だけ結果がでます。私は甘いマッサージをだったので、会陰切開をしましたが、しなければかなり出産後は楽です。直後でもすたすた歩いている方もいるようです。

これから出産を控えている方へのアドバイスとしては、怖いという気持ちはもちろんあると思いますが、痛みを軽減するためにできることはたくさんあるという事です。多かれ少なかれ痛いのであれば、なるべく痛みを少なくしたいですよね。会陰マッサージは頑張った分だけの効果がでます。無理は禁物ですが、出来るだけ、妊娠後期に入ってきたら、会陰を柔らかくして、出産に備えてみましょう。目標は会陰切開なしです。実際に初産のかたでもいるみたいですよ。あとは先生や助産師さんがついています。もうすぐ赤ちゃんと会えますよ。