子宮頸管が短めで自宅安静だったが緊急入院…会陰裂傷でボロボロになり無痛分娩が良かったと後悔した体験談。

出産のトラブル、失敗した体験談

子宮頸管が短めで自宅安静だったが緊急入院…会陰裂傷でボロボロになり無痛分娩が良かったと後悔した体験談。

現在28歳で出産したのは26歳の時でした。当時は妊娠から産後までボロボロでした。妊娠9ヵ月ごろに切迫早産で2週間入院して絶対安静の生活を強いられました。しかしどうにか正産期まで持ちこたえ、37週に産むことができました。

私はもともと子宮頸管が短めだったらしく、入院する前の定期検診で入院を打診されていました。しかし入院費用が気になったのと呑気に構えていたようなところがあり、入院を拒否し自宅安静を選びました。しかし結局自宅にいるとどうしても動き回ってしまい陣痛が始まってしまって緊急入院となりました。

私は医療保険に加入していなかったので2週間の入院でもなかなか負担になるくらいの費用がかかってしまいました。出産自体は普通の経腟分娩で、11時間ほどかかって生まれてきました。陣痛が怖かったので無痛分娩を扱う別の病院で産もうか悩んだことがありましたが、病院の対応が悪かったのでやめてしまいました。しかし実際普通分娩で産んでみると無痛にすればよかったと後悔しました。痛すぎました。

また私の出産した病院では基本的に会陰切開をすることになっていたのに、なぜか私は切開してもらえず肛門まで裂けてしまいました。産後なかなか身体が回復しなくて大変な思いをしました。

出産するにあたって失敗したことは4つあります。
1つめは妊娠前に医療保険に加入しなかったことです。妊娠する前に医療保険に加入していれば切迫早産での入院費用はまかなえたので、全然負担が違っていたと思います。妊娠出産はいつトラブルに見舞われるかわからないので加入しておけばよかったと後悔しています。

2つめは妊娠中活発に動き回らず、しっかり安静にして産後に備えた生活をしておけばよかったと思います。切迫早産で入院になるまでは、実家に帰ったり久しぶりに会う友達と遊びに行ったり、夫と色々なところに出かけたり体重が増え過ぎないようにウォーキングしたりしていました。今思えばお腹が大きくなってからかなり頻繁に張るようになっていたので、もっとゆっくり過ごせばよかったと後悔しています。眠い時はちゃんと寝て体調が悪いときは横になるようにするべきでした。

3つめは無痛分娩にすれば良かったです。単純に陣痛が痛すぎたからですが、無痛分娩なら産後の回復も全然違っていただろうし、会陰裂傷ももう少しマシな状態で済んだかもしれないと思います。会陰裂傷が激しかったせいで産後の寝不足の生活に加えて自分の体の回復に時間がかかり過ぎたので、新生児期は本当につらくて産んだことを後悔しそうになることもありました。出産も産後の生活もトラウマになっているので、トラウマになるくらいなら医療の力を借りて幸せなお産にしたほうが良いと思います。ただ信頼できる病院はきちんと選んだほうがいいとは思います。

4つめは出産のときに会陰切開を必ず行うように希望を言っておけばよかったです。病院の方針として会陰切開をやるはずだったのですが、実際はその時の助産師さんや看護師さんの判断によるところが大きいようなので、いざ分娩台にあがったときに一言でも叫んでおくと違うのかもしれません。私の場合は赤ちゃんが出生時3500グラムくらいで少し大きめだったのと助産師さんの判断で会陰を指で広げたときに裂けてしまったようなので、「もう切ってください!」とその時叫んでいれば切ってくれたかもしれません。裂けるより切ったほうが絶対マシです。

これから出産する方はまず医療保険に加入し、妊娠したら安静に過ごし、無痛分娩ができる病院を予約し、必ず会陰切開してくれるように事前に希望を伝えておく、ということが大切だと思います。あと蛇足ですが陣痛の時髪の毛と爪が伸びていると非常に邪魔なので切っておいたほうがいいです。