立ち会い出産で無痛分娩するはずが、先生が帰宅してしまい普通分娩に…高齢出産の体験談。

出産のトラブル、失敗した体験談

立ち会い出産で無痛分娩するはずが、先生が帰宅してしまい普通分娩に…高齢出産の体験談。

38歳での初産で、出産に耐えられる体力の心配と痛さに不安を感じながらの出産は嫌だったこと、母児同室の病院だったので産後の育児用に体力を温存したいと思い、無痛分娩を選択していました。妊娠中は、体重の増えすぎ(出産まで12キロ増えました)と貧血を指摘されましたが、それ以外は健康で34週まで仕事をしていました。産休中も、家事は普通にこなし(臨月でもお風呂掃除をしたり、休みに入り暇だったので、毎日床を拭いていました)時間と体調が大丈夫な時は近所を30分~1時間位散歩していました。

2週間前の検診あたりから、胎児が下りてきてないといわれ、1週間前の検診では胎児が下りてくるようにスクワットをするように指導されていました。そのため、予定日よりも早く出産することはないと思っていました。しかし、入院予定日の前日の23時頃破水をしてしまったのです。あと半日で入院だったのに・・・

到着した際は、無痛分娩に対応してくれる先生がいる為、対応が可能といわれて安心していたのですが、陣痛が進んでも全然対応してもらえず、次第に無痛分娩が・・・など考える余裕がなくなるくらいに痛くなり、結果、普通分娩で出産しました。

後から聞いた話だと、初産の人は出産までに時間がかかるため、子宮口が5センチ開かないと無痛分娩の処置ができなかったみたいです。私の場合は、5センチ開いた時点で、無痛分娩の処置ができる先生は帰ってしまっていたそうです。ちゃんと担当の先生や到着した時点で看護師さんに、無痛分娩までの流れを確認しておくべきでした。

また、無痛分娩の人には、病院主催の母親教室(出産時の呼吸法についての内容)は参加できないというのが病院の意向だったのと、直前まで出産の兆候がなかったので、普通分娩に対応する準備を全くしておらず、呼吸法もわからず、過呼吸になり手足はしびれ、水分もうまく補給できなかったため脱水症状にもなり、深夜の出産だったので看護師さんや先生も少なかったのでナースコールをならしても、なかなか来てもらえず、あまりに呼ぶのでしまいには看護師さんにも嫌そうな返事をされ散々でした。

出産では想定外のことが起こることが多々あるので、色々なパターンを想定して準備しておかなければいけないと実感しました。高齢の初産なのに、6時間で出産できたのは、直前まで動いていたからかもしれません。これから出産される方には、体調が大丈夫であれば、なるべく体を動かすことをお勧めします。産まれてすぐの手形や足型をとりたかったのですが、急な出産の為、看護師さんに伝えられず、出産後すぐにはとれませんでしたので、前もって出産後すぐにやりたいことを伝えておいた方がいいと思います。

旦那様に立ち会い出産してもらうことをお勧めします。悶絶してる姿を見てくれていたから、退院後もいたわってくれていますし、子育ても協力してくれています。ビデオを撮ったのですが、充電は確認していたのですが、ありえないことにメモリーが足りなくなり、子供が出てくる瞬間に「メモリー不足です。」と言われ撮影が強制終了されてしまったので、充電だけでなくメモリの確認もしておいた方がいいです。

病院によって用意してくれるものは異なると思うのですが、病院から言われるものの他に、ラップがあると便利でした。食事の量が多くて食べられないので包んで保存したり、ボロボロになった乳首を保護したりできます。乳首の保湿クリームも用意しておいたほうがいいです。切開した傷は、退院後もしばらく痛むので、退院時に痛み止めの薬をもらっておいた方がいいと思います。

退院後、外に出かけるのも大変ですし、授乳時に飲める薬も限られていますので、入院中そんなに痛くなかったとしてももらっておいた方が安心です。退院後、自分で家事をしなくてはいけない人は、日常生活を出産前と同じように送るにはしばらく時間がかかりますし、大丈夫と思って動いてると数日後痛みがぶりかえしてきます。しばらくは育児に専念し、それ以外の時間は安静にできるよう、1~2週間分の冷凍食品やレトルト食品など電子レンジやお湯だけですぐに用意できる食糧も用意しておくこともおすすめします。