現在36歳ですが、第一子を32歳で産みました。フルタイムで働きながらマタニティライフを満喫したいと思っていました。つわりは少しありましたが、体調は良かったです。
妊娠5か月の時、出勤時に少し腹痛がありました。仕事は休めないのでそのまま出勤しましたが、夕方になってもあまり治らなかったので、夕方6時ごろ、産婦人科へ連絡しました。クリニックの院長は厳しくて怖いと有名で、先生から「朝から痛かったのになんで今頃に連絡をよこすんだ。すぐ来い。」と言われ慌てて7時前に到着しました。「お腹が張っている。仕事は行かないで2週間安静。」と「病院をコンビニと勘違いしているんじゃないか?バカモノ。」と何度もバカモノと呼ばれ、怒鳴られました。先生が怖かったのと、赤ちゃんが心配でとても恐怖でした。2週間安静にしたあとは産休まで体調や赤ちゃんは順調でした。8ヶ月に入って産休に入りました。
引っ越しや赤ちゃんの準備とやることがたくさんありましたが、産休入る直前に「子宮頸管が短くなっているから、産むまで安静に。」とのこと。これから楽しいマタニティ生活…と思っていたので驚きました。結局、引っ越しは主人と実母に任せ、赤ちゃんの準備もインターネットで情報を集めて、購入しました。安静にしていると食べて寝ての生活なので、体重がどんどん増えました。ここでまた院長に「食べ過ぎ。もう食べないで。」ときつく言われました。産んだときはプラス6.5キログラムでしたが、急に増えたことが良くなかったようです。
食べる楽しみもなく、やることもなく、張り止めの薬の副作用で動機も激しく手が震えたりもしました。安静時期がとても長く感じました。産院は家から通いやすく無痛分娩を行っているところを選びました。先生が怖いという評判には目をつむったのですが、後から考えると毎回の検診での暴言が怖く検診に行くことが恐怖だったので、先生も大切だなと思いました。
産院は計画分娩で産むスタイルです。前日に入院し、翌日朝から促進剤を入れて、背中に麻酔を入れながら産みます。無痛分娩は本当に陣痛の痛みがなく選んで正解でした。ただ、家族や主人が産まれる時間も分かると思っていたようで、産む朝から「何時に産まれるのか?」と30分置きくらいに聞かれてとてもストレスでした。実際に産んだ時間は夕方5時くらいでした。4時くらいに「赤ちゃんが横むいている」と1時間くらい待った時間が麻酔が効かず、痛みを感じた時間でした。会話もつらかったので、家族は外で待ってもらいました。
そのあとに産んだのですが、3時のおやつは余裕で食べていたので、麻酔は本当にすごいなと思いました。ただ、私はその麻酔が合わなかったようで、産んだ直後から嘔吐が激しかったです。1時間以内に4回くらいは吐きました。こんなに吐いたのは人生で初です。そういう話は聞いていなかったので、あまりの気持ち悪さにパニックです。薬も飲めず点滴に入れてもらいました。トイレに行く時もフラフラで他の人も通る廊下で看護師さんにパンツを下されおしり丸出しでトイレに行ったことを恥ずかし過ぎて今でもはっきり覚えています。
初めての出産なので緊張もあったと思いますが、思いもよらないことばかりで心身ともに非常に疲れました。もう少し無痛分娩のことを勉強して臨むことと、看護師さんにいろいろ聞いておけば良かったと思いました。看護師さんも優しいよりは厳し目で、入院中もあまり質問ができませんでした。あの時、もっと聞いて甘えておけばよかったと退院してから思いました。初産は初めてのことばかりなので分からないことは看護師さんに聞いて甘えた方が良いと思います。こんなこと聞いたら恥ずかしいかな?とか、忙しそうだな。とか思わなくて良いと思いました。